スーパーエッシャー展

もうすぐ終わってしまうので行ってきました。

前に覗いたときには入場制限で50分待ちだったので、この時間なら空いてるだろうと休みを利用して平日の昼間に行ってきました。でも、それでも30分待ち。やっと入った館内もひどく込んでいました...

それなりの値段を払ったのに大混雑でゆっくり鑑賞するのも一苦労なんてのは日本くらいでしょうかね(笑)?


エッシャーと言えばだまし絵で有名ですが、若い頃の自画像やイタリアなどの風景描写も素敵でした。線による表現力への挑戦として、横線だけ、あるいは縦線だけ、はたまた十字線だけで描いた風景版画などもあります。
その後、平面の正則分割に魅せられ、同じ「ピース」で平面を埋め尽くす方法を模索します。当時は壁面の装飾に使われることもあったためか、たった2種類のタイルを回転させながら組み合わせることでそれを実現したりしているので驚きです。

イデアをあたためるために何度も練習として描いたものが習作として残っていましたが、徐々にかたちをなしていく過程が垣間見れて面白かったです。おそろしく複雑かつ精緻な版画がふつうっぽい彫刻刀で(当然のことながら)手作業で彫られてるのが一部DVDでも見れます。根気と集中力は半端なかったんでしょうねぇ...


作品の音声ガイドに NintendoDS Lite を利用していたのが印象的でした。2画面あることを生かし、タッチペンで触れたところを拡大して見せてくれるなど面白い使い方でした。というか、あのソフトを売って欲しかったです(笑)


最後におなじみのだまし絵をレゴでお楽しみください♪

google:image:escher lego