渋滞学
- 作者: 西成活裕
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本
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改札を通るとき、ほかの改札がガラガラなのになぜか前の人について改札を抜けようとする人が多い気がします。そんな習性に気づいてからは逆の行動(前の人にはついていかないようにする)をとるようになりました。素早く通過したい人にはお薦めかも。
火事などのパニック時の行動を分析すると、ほかの人が向かう方向に進もうとする人と敢えて誰も向かってない方向に進もうとする人の割合が同じらしいです。意識してるのか無意識なのか、人が集まりすぎて込み合う事態を考えているのでしょうかね?
本書では車の渋滞にはじまり、人やアリ、さらにはインターネット網など日常生活を取り巻くさまざまな渋滞についてとりあげています。平易な言葉を選んで書かれているので読みやすいですが、著者の10年近くに渡る研究の成果です。ASEPモデルもここで知りました。
- 2007-01-31 ■[雑記] 自己駆動粒子とASEPモデルで遊んでみる
気になったとこは、あとで書く。