Using Git in Ruby Applications
11/6 11:15-12:00 @ Room1 by Scott Chacon
このセッションでは、Grit (Ruby で Git を使うための主要なバインディングライブラリ) を使ったアプリで Git を使う別な方法を紹介する。Git がどのようにデータを保持しているかをざっと見たのち、実際の Ruby アプリで Git をデータストレージメカニズムとして使う例を見よう。
例では、Ruby で単純な Git リポジトリブラウザをつくるとこまでお見せできるだろう。コンテンツの分散化やファイルのバックアップシステムの実装や、ドキュメント志向データベースとして Git を使って wiki を書いたり、別々の Git ブランチのなかのアプリに対して自動的にメタデータ (docs や tickets) を保持するのを Ruby でやってみせる。
これらの例では、オープンソースの Grit ライブラリを使っている。Grit は、Git の 拡張 pure-ruby 実装で、有名な Git のホスティングサイト Github で公開され、Gitorious、Github、git-wiki といったアプリでも使われている。
http://github.com/schacon/grit
About Scott Chacon
Ruby/Git の作者で、Grit の作者のひとりでもある。www.gitcasts.com で Git 上のフリーのスクリーンキャストを作成し、Git Capistrano モジュールのメンテナでもある。RailsConf2008 の発表者。ブログは、jointheconversation.org で。