一瞬の風になれ 第二部 --ヨーイ--

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

少しずつ陸上経験値をあげる新二と連。
才能の残酷さ、勝負の難しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。
意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ。
「そういうレースがあるよね。きっと誰にも。一生に一回・・・・・・・みたいな」


走りまくりです... (^^;


毎年、年始には箱根駅伝を見ています。4継(100m×4のリレー)もバトンを次々と託していきますが、距離が短いだけに各自の走り以上にバトンワークが重要になるみたいです。

スピードを殺さずにバトンをつないでいくためには、恐ろしいほどの反復練習を繰り返します。それでも当日は自身のメンタルだけではなく、バトンの渡し手、受け手の体調やメンタルによって刹那のタイミングが変わってきます。そんな状況がよく伝わってくる第二部です。

でも代わりに思ったことがある。どのレースも本当に一回きりだということ。二度とはできない。大会の規模にかかわらず、そのメンバーで、その時に走った、そのレースは一回きりだ。
あたりまえのことだけど、強烈に感じた。