Recovering from Enterprise: how to embrace Ruby's idioms and say goodbye to bad habits
11/6 1:15-2:00 @ Room1 by Jamis Buck
2004年に、いくつかのライブラリを書いた。Copland と Needle、それぞれ Ruby で DI を実現する異なる実装である。
それからしばらくして、それら両方のライブラリに後悔することになった。わたしの決断は、Needle の上位にNet::SSH をつくることだった。昨年結局、Needle との依存を取り除くために Net::SSH を書き直した。わたしのコードはよりきれいに、より速く、そしてよりメンテしやすくなった。なぜだろう? Java やほかの環境でパターン化され慣習化されたやり方から離れて、Ruby のイディオムを受け入れ、Ruby が一番できること、すなわちプログラマを幸せにすることを再発見したからだ。
このセッションでは、その道程にしたがい、Java からもってきたイディオムと、ネイティブな Ruby のそれとを比較し、なぜ Ruby のイディオムのほうがふさわしいかをお見せしよう。その過程であなたも Ruby を再発見するだろう。
About Jamis Buck
2001年以来、Ruby を弄ってて、2005年に 37 Signals に入社してからはプロとして使っている。sqlite と sqlite3 の Ruby バインディングの作者で、Net::SSH、Net::SFTP、Net::SCP の作者でもある。また、遠隔自動処理ツール Capistrano やその他多くの作者。アイダホの caldwell に妻と3人の子供と住んでいる。