Implementers Summit

  • Posted by Pat Eyler

http://on-ruby.blogspot.com/2006/10/rubyconf-2006-implementers-summit.html


私にとってRubyConf2006の見所のひとつは我々の開いた(処理系)実装者サミットだ。夕食を一緒に素早くとり、食べておしゃべりして、それからある真面目な議論(Rubyを実装することが何を意味し、各プロジェクトがどのように一緒にやっていくべきか)のために座り込んだのがきかっけだった。


多くの参加者がいた。Paul Brannan、Nathaniel Talbott(Test::Unitの開発者)、Charles Nutter(JRuby)、Evan Phoenix(rubinius)、John Lam(RubyCLR)、Nick Sieger、Devlin Daley、Kevin Tew(cardinal)、matz(Ruby)、Koichi(YARV)、Eric Hodel(metaruby)、Tim Bray(写ってない)、Zed Shaw(RFuzz、写ってない)、Ryan Davis(写ってない、metaruby)、そして私だ。 写真の中には聞き役だった5人もいる。Cease Larryとユタから来たDoug Tolton、そして私だ。もう一人はJack Wohr (from Dr. Dobbs)だ。もし他の者が誰かわかるなら私に知らせて欲しい。


このようなことをしたのは初めてだったので、たくさんの議論が集まった。どんな問題を抱えているのか?それをどのように扱っているのか?といったことだ。これは実際にとても有用であった。(少なくとも私にとっては)議論のより価値ある部分に対する共通した見地に目を向けることができたので。どのようにしてさまざまなプロジェクトが一緒にやっていくことができたか。(醜い)メモの山がここにある。
http://wiki.rubygarden.org/Ruby/page/show/RubyImplemntersSummit2006Nov


ミーティングから生まれたいくつかの特別なタスクがある。まず、各グループが仕事をする対象となる1.8.5+の仕様が必要という点について同意を得られた。Charles NutterはすでにWikiにまとめはじめている(そしてMatzもすでにそれに貢献している)。しかし、目下のところハードウェアの問題で落ちている。


2つ目のタスクは、共通のテストセットをつくることだ。RyanとEricは彼らのBFTSのコードとテストを寄贈している。それらはKevinとEvanがRubyForgeのrubytestsプロジェクトに移している。ほかのプロジェクトは彼ら自身のテストをこの新しいリポジトリにみな追加するだろう。私もそこにLegionを加えるだろう。そしてZedは共有する実装に対するfuzzingフレームワークをつくってくれるだろう。


我々はこうしたサミットを今後も開いていくことにも賛同した。半年ごとのイベントとして彼らに会えるとよいと思う。


写真はTim Brayの厚意である。奇妙なことに本人は写っていないが。Timは以下のポストでサミットに言及している。
http://www.tbray.org/ongoing/When/200x/2006/10/20/RubyConf


##Doug Tolton自身が(写ってるのは自分であると)教えてくれた。 (また。Ceaserの名前のスペルが間違っていたのを直した##